中高生代表のことば

私は2016年12月に行われた第二回ボルネオ島スタディツアーに参加しました。ツアーでは熱帯雨林の豊かさに魅了されると同時に、アブラヤシプランテーションが熱帯雨林に迫っている様子を見て、感じて大変なことが起きていると実感しました。身の回りの食品、日用品、化粧品ありとあらゆる商品にパーム油は使われています。しかし、「見えない油」とさえ呼ばれるほどその存在に気付いている消費者は多くありません。パーム油をもたらしてくれているボルネオ島についても同様です。

私自身、2016年のボルネオ島スタディツアーに参加するまで島の名前を聞いたことがある程度の認識でした。ツアー後、最初は何かしなければという漠然とした思いを抱えて帰国しました。しかしポスターの作成やシンポジウムの企画・開催などを通し、様々な方々と出会えたことで少しずつ認識が変わってきました。パーム油が本当に密接に「消費」と繋がっていることも学びました。私自身の日々の消費が熱帯雨林の減少に繋がっているという事は、ボルネオ島のことしか考えていなかった時には見えてこなかったものでした。日本の中から変えていかなければいけない問題だと思います。

私たちは多くの方々にパーム油について知ってもらうために活動しています。そして、同じ1人の消費者として何ができるかを常に模索しています。この団体はそんな一人ひとりの模索の場にもしたいと考えています。

都立高等学校3年 渡邊 和花